文章が長くて読みにくい。読みやすくする方法はあるのかな?
いろいろ書きたくなって、文字が増えるよね。
この記事を読めば、箇条書きを活用した読みやすい記事を書くことができます。
箇条書きのポイントをおさえて、大切な情報を届けよう!
- ブログで箇条書きを使うメリット
- 箇条書きの書き方の基本ルールとポイント
- 読者に見やすい箇条書きを具体例で解説
箇条書きとは何か
箇条書きとは、複数の項目を並べる書き方で、下のように、記号「・」や数字「1.」に区切って文章を作ります。
記号で区切る
- 六甲山
- 金剛山
- 生駒山
数字で区切る
- 計画
- 準備
- 実践
箇条書きの特徴は2点
- 情報をしぼること
- 改行すること
必要な情報を簡潔にして並べるので、読者は要点をつかみやすく、情報を捉えやすいです。
例えば、上の箇条書きを通常の文章で表すと、どのようになるでしょう?
六甲山、金剛山、生駒山がおすすめです
六甲山と金剛山と生駒山がおすすめです
「、」や「と」が混じっていて読みにくいかも
箇条書きは情報を見やすく、簡潔に伝える特徴があるよ。
ブログで箇条書きを使う3つのメリット
箇条書きを使うメリットは3つあります。
- 読者の目にとまりやすい
- 簡単に要点を伝えられる
- 文章よりも書きやすい
1.読者の目にとまりやすい
- 読者は「・」「1.」に注目する
箇条書きは文章のはじめに「・」や数字「1.」をつけ、読者の視線を集めることができます。
文章が長くなると、読みにくく読者に負担を与えるため、一目で理解できる箇条書きを使いましょう。
読むのに読者の負担にならない効果があるんだね。
2.簡単に要点を伝えられる
- 情報量が少ないので、読者が理解しやすい
箇条書を使うと、一文の情報量がすくないので、早く正確に情報を届けることができます。
長い文章は、情報量が多く読者の頭の中に入らないため、箇条書きで簡単に要点を伝えましょう。
読者はゆっくり読んでいる時間はないよ。
箇条書きで読者ファーストの記事にしよう。
3.文章よりも書きやすい
- 文章にする必要がない
箇条書きは、要点を並べて書くため、長い文章よりも情報が正確に伝わります。
重要な情報や数字を伝えるときは、箇条書きを使いましょう。
箇条書きの書き方 基本ルール3点
箇条書き。どんどん使ってみよう。
箇条書きをより効果的に使うために、基本のルールを学ぼう。
- 並列の文章を並べる
- 時系列の文章を並べる
- 階層構造を意識する
1.並列の文章を並べる
箇条書きを使うときは、並列をあらわす文章をまとめて並べます。
- 「~や」のある文章
- 「~たり」のある文章
- 「、」で区切られた文章
例文で解説していくよ。
ハイキングを楽しむポイントは、無理のない計画を立てることや山に合った装備を整えること、仲間と協力しあうです。
「~や」「~たり」「、」のような並列を表す時は、箇条書きにすると、情報が整理され読者が理解しやすい文章になります。
ハイキングを楽しむポイントは次の3つです。
- 無理のない計画を立てる
- 山にあった装備を整える
- 仲間と協力しあう
箇条書きに変えるだけで、見やすさが変わるね。
2.時系列の文章を並べる
順位や順序といった時系列を表す文章は、数字を用いた箇条書きを使います。
- 情報収集
- 記事構成
- 本文作成
手順や順位・順番を表す文章は、数字を用いて箇条書きにすると、時系列や優先順位がわかりやすくなります。
3.階層構造を意識する
箇条書きを使う時は、階層構造を意識しましょう。
階層構造?
わかりやすく言うと、親子関係を意識しよう。
バラバラの階層に並べられた箇条書きが、意味を捉えにくくなります。
- 日本
- 横浜
- 神戸
- アメリカ
- ワシントン
- ニューヨーク
- イタリア
国名である「日本」や「アメリカ」、都市名である「横浜」や「ニューヨーク」が同列の階層にあります。
同列階層にあって、まとまりがない印象ですよね。
- 日本
- 横浜
- 神戸
- アメリカ
- ニューヨーク
- ワシントン
- イタリア
国名と、都市名をそれぞれの項目が階層ごとに並べると、関係性が伝わりやすいです。
親子関係を意識して階層構造に並べるとわかりやすい。
箇条書きの書き方 ポイント3点
箇条書きを使うときのポイントを押さえると、さらに伝わりやすい文章になります。
- 1.言い回しを統一
- 2.同じ言葉を繰り返さない
- 3.短く簡潔に伝える
1.言い回しを統一する
箇条書きを使うときは、体言止め、動詞による記述「だ・である調」など、言いまわしや表現の仕方を統一します。
言い回しがそろっていないと、まとまりのない印象を与えてしまいます。
- 行く山を決める
- メンバー募集
- 山の計画を立てる
- 準備
言い回しを揃えてみましょう。
- 行く山を決定
- メンバー募集
- 行程・計画
- 準備
統一されていて、まとまった印象だね。
2.同じ言葉を繰り返さない
箇条書きを使うときは、一文を簡潔に伝えるため、重複する言葉は1回の記述にまとめて書きましょう。
- 登山は楽しい
- 登山は厳しい
- 登山は険しい
上の例文は「登山は」という同じ言葉が繰り返し使われていますね。
シンプルに伝えるために、1回の記述にまとめます。
- 楽しい
- 厳しい
- 険しい
3.短く簡潔に伝える
箇条書きの文章は、短く簡潔な文字量にしますが、理由は要点をわかりやすく伝えるためです。
読者は長い文章は読むのに時間がかかるため、箇条書きを使って、短くシンプルに伝えましょう。
文章が長くなりすぎる人に、箇条書きは効果がありそうだね
一文を簡潔に書くコツについて知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
読者に見やすい箇条書き ポイント2点
読者が読みやすく、目をひく工夫はまだあるよ。
1.箇条書きの並び順に気を付ける
文章の流れで可能であれば、文字数が少ないものから書いてみましょう。
文章を簡潔に書くコツ
- 文章を分ける
- 文章の表現方法を増やす
- 文章を削る
文章を簡潔に書くコツ
- 文章を削る
- 文章を分ける
- 文章の表現方法を増やす
あまりこだわりすぎて、ブログの執筆が止まってしまっては意味がないので、もし可能であれば工夫てみてください。
2.ボックスを使って見やすくする
箇条書きが読みやすくなるようにボックスで囲んでみましょう。
まず、ボックスを使わない箇条書き
- 文章を削る
- 文章を分ける
- 文章の表現方法を変える
次は、ボックスでリストを囲ってみよう。
- 文章を削る
- 文章を分ける
- 文章の表現方法を変える
ボックスは見やすくなる工夫だったのか。
読みやすい記事の装飾についてはこちらの記事がおすすめです。
箇条書きを学べる本
本書の著者は杉野幹人さん。
シリコンバレーで仕事を共にした500人以上の起業家のプレゼンや提案資料から箇条書き(Bullet points)で短く魅力的に伝えることのパワーとその技術を学ぶ。
著者紹介より引用
世界最高峰の箇条書きを見てきた、箇条書き界のプロの技術がつまった本です。
ただ、伝えたいことを羅列するのではく「短く、魅力的に伝える」箇条書き。そして人を動かす箇条書き。
著書紹介より引用
- 構造化
- 全体像を一瞬で理解できるように伝える
- 物語化
- 興味を持って最後まで読み切れるようにする
- メッセージ化
- アクションを起こさせる
ブログに活用できそうだね。
プレゼンや、普段の仕事でも活用できる内容だよ。
箇条書きを学ぶのにおすすめです。
まとめ:読者に読みやすいブログは箇条書きを使おう
今回は、読者ファーストの記事を書くための方法、箇条書きについて具体例をあげながら解説していきました。
読者はじっくりブログを理解する時間はないため、箇条書きで要点を整理して伝えます。
- 読者の目にとまりやすい
- 簡単に要点を伝えられる
- 文章よりも書きやすい
ぼくのブログが読みにくい原因が理解できたよ。
まずは、長い文章を箇条書きに変えてみよう。
積極的に箇条書きを使って、ブログを書いてみてください。
ブログの見た目も整って、読者の興味も引きやすくなりますよ。
箇条書きを使う!
読者に役立つブログサイトをつくるぞ!
画像でわかりやすいブログを書くためには、こちらの記事がおすすめです。