SWELLブログから即削除?初心者が注意するべき18種類のWordPressプラグイン

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プラグインって入れすぎると不具合が起きるって聞いたけど、本当か?

WordPressブログを始めたばかりの初心者は、便利と聞いてどんどんプラグインをインストールしていませんか?

プラグインの入れ過ぎは不具合に繋がるだけでなく、読者満足度にも影響してるかもしれません。

もしあなたが「オシャレなデザインにしたい」と考えて有料のWordPressテーマ「SWELL」を導入したなら、デザインが崩れる原因になってしまう相性の悪いプラグインを把握しておきましょう。

今日すぐに分かること
  • 不要なプラグインを削除するべき理由
  • 今すぐ削除していいプラグイン
  • SWELL公式が非推奨してるプラグイン

この記事を読めばSWELLブログから削除したほうがいいプラグインが具体的に分かるだけでなく、SWELL以外を使っている人にも役立つ「なぜたくさんのプラグインを入れてはいけないのか?」考え方も解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。

削除したほうがいい理由も、ひとつずつ分かりやすく解説してるから安心してね。

目次

SWELLブログから不要なプラグインを削除するべき理由

SWELLブログを運営するにあたって、不要なWordPressプラグインを削除するべき理由が4つあります。

  • プラグイン過多は表示速度が遅くなる
  • 機能が重複すると不具合に繋がる
  • セキュリティ面が脆弱になる
  • インストールはいつでもできる

「削除したほうがいい理由なんて知ってるよ」って人は、次のトピックにジャンプしてもいいよ。

プラグインが多いほどブログの表示速度は遅くなる

WordPressブログにプラグインをたくさん入れるほど、ページ表示のスピードが遅くなる原因になります。
プラグインは便利な反面、それぞれが内部でさまざまな処理を行っているため、多く入れてるほどサーバーやデータベースの負担が大きくなり、その分「記事が開くまでの時間」が延びてしまいます。

パフォーマンス向上のためにも不要なプラグインはこまめに整理しましょう。

クリックしてからページ表示まで3秒以上かかると、多くの読者が離脱するってデータもあるんだぜ。

テーマやプラグインの機能が重複すると不具合に繋がる

SWELLのような多機能テーマでは、プラグインと同じ機能をすでにテーマ側が持っている場合があります。
もし機能が重複すると次のような不具合を引き起こす可能性があります。

  • metaタグの二重出力
  • ブログ全体や一部のレイアウト崩れ
  • 予期せぬ動作やエラーが起きる

SEO対策や高速化のプラグインは初心者に不向きなものが多く、過剰なインストールは安定したブログ運用の妨げになります。
テーマ側でまかなえる機能があるなら不要なプラグインは削除しましょう。

「ブログにログインできなくなった!」はプラグインが原因ってことが多い。そんなときの対処法は別記事で解説してるよ。

あわせて読みたい

「ログインできないプラグイン削除」解説記事は、ただいま準備中です。

セキュリティ面が脆弱になりプラグイン経由で攻撃されてしまう

不要なプラグインを削除しないまま残しておくと、セキュリティリスクの温床になりかねません。
なぜならアップデートされなくなったプラグインはWordPress本体やテーマとの互換性が検証・修正されないままになり、攻撃者に悪用される恐れがあります。

プラグインは可能な限り数を絞ることは大切ですが、インストール時には次のことも確認してください。

  • 最終更新が古いままになっているか
  • インストール数が極端に少なくないか
  • 既存プラグインと機能は重複しないか

不具合が多かったり使い勝手が悪いものは利用数が伸びることはありませんし、利用数が少なければアップデートされ続けることもありません。

これらの注意事項はプラグインを選ぶときの判断基準になりますが、それ以上に有効なセキュリティ対策は「インストール数は少ないほうが良い」「不要なプラグインは削除する」ということを意識しておきましょう。

プラグインのインストール画面で表示される「使用中のWPバージョンと互換性」は、参考材料のひとつだね。

プラグインは必要なとき、いつでもインストールできる

使っていないプラグインはWordPressの容量を圧迫します。バックアップが積み重なればファイルが無駄に肥大するため、使っていないプラグインは無効化ではなく極力削除してください。

プラグインはいつでも簡単にインストールできるため、必要最小限の数で運用するのが安全で効率の良いブログ管理のコツです。

「必要なときだけインストールする。違うなと思えば削除する」くらいの温度感でいこうぜ。

SWELLブログからプラグインを削除したほうがいい判断基準

次のトピックから紹介するWordPressプラグインは、6段階の基準で「削除」や「不要」を判断しています。

おすすめ判断基準おすすめレベル
星5:一番おすすめ。インストール必須! 
星4:使い勝手が良くておすすめ!
星3:必須ではないが、とても便利。 
星2:検討余地ありだけど、他でも代替可能。 
星1:常時インストールは不要。もしくは代替可能。 
星0:評価なし。非推奨、もしくは削除OK。 

この記事では「不要」「非推奨」のプラグインを中心に紹介するため、星0~2が大半ですので予めご了承ください。

逆に「おすすめプラグインが知りたい!」って人は別記事で徹底解説してるよ!

あわせて読みたい

「おすすめプラグイン」解説記事は、ただいま準備中です。

今すぐ確認!SWELLブログから削除していいWordPressプラグイン

ConoHaWINGでWordPressをインストールするとデフォルトで導入されているプラグインは、ゼロイチブログでは基本的に不要としているため、最初に削除してOKです。

削除OKのプラグインおすすめレベル
Akismet Anti-spam
ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
ConoHa WING 自動キャッシュクリア
Hello Dolly
TypeSquare Webfonts for ConoHa

上記に加えてデフォルトでインストールされている「SiteGuard WP Plugin」も削除OKの対象ですが、詳しくは次のトピックで紹介します。

「削除OK」「不要」「非推奨」と書いてるけど、個々の存在自体を否定してるわけではないから誤解しないでね。

削除OK:Akismet Anti-spam

ゼロイチ評価おすすめレベル
代替可能のため不要。

WordPress公式のスパム対策プラグイン。主にスパムコメントやトラックバック(ピンバック)を自動検知し、ブロック・振り分けしてくれる機能があります。

ゼロイチブログでは「reCaptcha by BestWebSoft」をスパム対策としているため「Akismet Anti-spam」は不要だよ。

削除OK:ConoHa WING コントロールパネルプラグイン

ゼロイチ評価おすすめレベル
代替可能のため不要。

ConoHa WINGサーバーのキャッシュ、WAF、WordPressセキュリティ、Webフォントなどのサーバー関連設定をWordPressの管理画面から直接操作できる公式プラグイン。

ConoHaWINGにログインすれば済むし、頻繁にいじる設定じゃないから無くてもいいかな。

削除OK:ConoHa WING 自動キャッシュクリア

ゼロイチ評価おすすめレベル
他の機能優先するため不要。

ConoHa WINGサーバー環境でWordPressを利用している際、記事の投稿や更新時にサーバー上のコンテンツキャッシュを自動でクリアしてくれる公式プラグイン。
サーバー側の機能と連動して動作するため、WordPress内のキャッシュ系プラグインとも役割が異なります。SWELLの機能とは重複しません。

しかし、高速化エンジン「WEXAL」と併用できない仕様のため、ゼロイチブログでは不要としています。

サイト表示速度を向上させる「WEXAL」については別記事で詳しく解説するね。

あわせて読みたい

「WEXAL」解説記事は、ただいま準備中です。

削除OK:Hello Dolly

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

WordPressに標準でインストールされているプラグイン。主な機能は、管理画面の右上にルイ・アームストロングの「Hello, Dolly」という曲の歌詞の一節をランダムに表示するだけです。

実用的な機能なし。ブログ運営には全く役立たずだな。

削除OK:TypeSquare Webfonts for ConoHa

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

株式会社モリサワが提供するWebフォントサービス「TypeSquare」の33書体を、月間一定PV数まで無料で簡単に使えるConoHa WING専用のプラグイン
管理画面からテーマや用途ごとに美しいモリサワフォントを選択でき、見出し・本文・リード文・強調などに自在に割り当て可能です。

ゼロイチブログでは、フォント選びより記事作成が優先!だから不要だよ!

相性悪い!SWELL公式から不要・非推奨されてるWordPressプラグイン

次に「SWELL」から公式で不要・非推奨と発表されているプラグインを紹介します。

不要・非推奨のプラグインおすすめレベル
Gutenberg
WooCommerce
Elementor
多機能なブロック拡張プラグイン
高速化系プラグインで相性の悪いもの
SWELLの標準機能と被っているもの
Classic Editor 
AddQuicktag 
TinyMCE Advanced 
Jetpack 
キャッシュ系プラグイン 
SiteGuard WP Plugin 
EWWW Image Optimizer 
SWELL公式サイトはこちら

補足として、上記公式サイトの記事は2022年11月が最終更新となっています。以降のアップデートによる不具合の解消などは分かりません。

各個人の責任でリスクを負えるなら「利用してもいいと思う」っていうのが個人的な意見かな。

不要:Gutenberg

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

WordPress 5.0以降では標準搭載されている「ブロックエディタ」のこと。最新のWordPressには標準エディタとして搭載されているため不要です。

SWELL公式から「不具合の原因にしかなりません」とアナウンスされています。

「WordPress5.0」は2018年12月リリースのバージョンだって!ふるっ!

不要:WooCommerce

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

WooCommerce(ウーコマース)とは、WordPress専用の世界最大シェアを誇るECサイト構築プラグインのこと。カスタマイズ性は高いが、拡張や細かい調整にはHTMLやCSSなど専門的なプログラム知識が求められるため、ブログ初心者には不要です。

SWELL公式から「基本的に対応(動作保証)していません」とアナウンスされています。

Amazonや楽天市場みたいなECモールが作りたいわけじゃねーもんな。

不要:Elementor

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

WordPress用のドラッグ&ドロップ型ページビルダー・プラグイン。SWELLはブロックエディタが使われることを想定して開発されているため不要です。

SWELL公式から「ブロックが不要になるページビルダー系を導入するならSWELLを使う意味ない」とアナウンスされています。

ブロックエディタとは仕組みが違うから、相性が悪いってことだね。

非推奨:多機能なブロック拡張プラグイン

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

SWELL公式からは次のようにアナウンスされています。

SWELLにはブロックエディターの拡張機能がすでに多く備わっています。
そこからさらにブロック機能を大幅に増やすようなブロック拡張プラグインを導入してしまうと、多くの機能が重複し無駄になり、読み込み速度も低下してしまいます。

SWELL公式サイトより引用

ブロックを大量に追加・拡張できるタイプのプラグインには次のようなものがあります。

  • Ultimate Addons for Gutenberg
  • CoBlocks
  • Kadence Blocks
  • Stackable
  • Atomic Blocks(Genesis Blocks)
  • Qubely
  • Essential Blocks

もし入れるなら、自分で不具合を確認・改善できるスキルが必要な。

非推奨:高速化系プラグインで相性の悪いもの

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

SWELL公式からは次のようにアナウンスされています。

SWELLはテーマ内に高速化機能をいくつか含んでいますので、できるだけそちらをご利用ください。
重複する機能を持つプラグインを入れることで逆にパフォーマンスが悪化するおそれもあります。

SWELL公式サイトより引用

具体例として次のプラグインに注意してください。

  • Flying Scripts
  • Autoptimize
  • Async JavasScript

これらのプラグインは「不具合が発生する可能性が高い」って注意喚起されてるよ!

非推奨:SWELLの標準機能と被っているもの

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

SWELL公式からは次のようにアナウンスされています。

以下のプラグインで追加される機能は、基本的にSWELLの標準機能として備わっているので、ほとんどの場合必要ないかと思います。

SWELL公式サイトより引用

具体例として次のプラグインに注意してください。

  • Table of Contents Plus
  • RTOC
  • a3 Lazy Load
  • Speech bubble

「目次生成」「ふきだし」とか、SWELLに標準装備されてるし不要だな。

不要:Classic Editor

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

WordPressバージョン5.0以前に標準搭載されていた旧型の投稿・固定ページ編集画面を使いたいときに利用するWordPress公式のプラグイン。

SWELLはブロックエディタを前提に設計・最適化されたテーマのため不要です。

「記事の一部でどうしてもクラシックエディタが使いたい!」って場合、専用ブロックで代用すればOK。

不要:AddQuicktag

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

クラシックエディタ時代に、利用頻度の高いHTMLコードや装飾タグをあらかじめ登録し、ワンクリックで呼び出せるクイックタグを自作できるプラグイン。

SWELLで使える主要なショートコードは、ブロックエディタのツールバーから簡単に呼び出せるため不要です。

SWELLって標準機能が充実してるよな。

不要:TinyMCE Advanced

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

TinyMCE Advanced(現:Advanced Editor Tools)は、WordPressのクラシックエディタ(旧ビジュアルエディタ)を拡張し、多機能化するプラグイン。

SWELL公式から「SWELLの機能を使えなくなるような設定にしてしまう可能性があります」とアナウンスされています。

クラシックエディタ時代のプラグインは基本的に「入れちゃダメ」ってことだね!

非推奨:Jetpack

ゼロイチ評価おすすめレベル
代替可能のため不要。

WordPress公式の開発元であるAutomattic社が提供する多機能型オールインワンプラグイン。
セキュリティ強化、パフォーマンス向上、アクセス解析、画像最適化、SNS自動共有、サイトバックアップ、フォーム作成、スパム対策、AIによる自動コンテンツ生成など、約30~40種類の機能をひとまとめにしている特徴があります。

便利なプラグインですが、SWELLや他のプラグインと機能が重複する部分が多く、ブログ初心者には不要です。

補足

SWELL公式からのアナウンスではありませんが「Jetpack」と類似した多機能型のSEO対策プラグインがあります。

  • All in One SEO
  • Yoast SEO

上記プラグインもSWELLと機能が重複する部分が多数あるため、ゼロイチブログでは初心者に不要なプラグインとして補足しておきます。

多機能なプラグインは容量が重たくてブログの表示速度にも影響大だよ。

非推奨:キャッシュ系プラグイン

ゼロイチ評価おすすめレベル
不要。

SWELL公式から「キャッシュ系プラグインは知識がない状態で扱うべきプラグインではない」とアナウンスされています。
具体例として次のプラグインに注意してください。

  • WP Super Cache
  • W3 Total Cache
  • LiteSpeed Cache
  • WP Fastest Cache

SWELLには独自の高速化・キャッシュ機能が組み込まれているため、ブログ初心者には不要です。

キャッシュ系はいろんな発信者から「おすすめプラグイン」って紹介されてるから気をつけようぜ。

非推奨:SiteGuard WP Plugin

引用元:SiteGuard WP Plugin
ゼロイチ評価おすすめレベル
設定ほぼ不要でおすすめだけど、他でも代替可能。

セキュリティ強化を目的とした日本語対応のWordPress公式プラグイン。
不正ログインや管理ページへの不正アクセスやスパムコメントなどを手軽に防御でき、初心者にも使いやすい点が特徴です。

PHP7.4にて不具合が発生してしまう報告がいくつか上がっています。
SiteGuard WP Plugin単体の不具合なのか、SWELLのなにかと相性が悪いのか、詳しくはまだ判明しておりません。

SWELL公式サイトより一部抜粋して引用

ゼロイチブログでは過去に「SWLL」と「SiteGuard WP Plugin」を長期間併用しましたが、不具合は感じませんでした。
ただし、公式からは別のセキュリティ系プラグインが推奨されているため、あえて「SiteGuard WP Plugin」を使う必要はありません。

個人的には使い勝手が良いプラグインと思うから、魅力や設定方法・注意点など別記事で解説するね。

あわせて読みたい

「SiteGuard WP Plugin」解説記事は、ただいま準備中です。

非推奨:EWWW Image Optimizer

引用元:EWWW Image Optimizer
ゼロイチ評価おすすめレベル
画像軽量化におすすめだけど、他でも代替可能。

WordPress向けの画像自動圧縮・最適化プラグイン。
WordPressにアップロードされる全画像を自動的に圧縮・最適化するため、データサイズがコンパクトになり、サイトの表示速度向上に大きく貢献します。

ただし、SWELL公式からは「不具合の原因になるかもしれないプラグイン」として紹介されています。

画像圧縮系プラグインは他でも代替可能のため、あえて「EWWW Image Optimizer」を使う必要はありません。

優秀なプラグインであることは間違いないから「自己責任で試してみたい!」って人は、別記事を参考に設定してみよう!

あわせて読みたい

「EWWW Image Optimizer」解説記事は、ただいま準備中です。

まとめ|SWELLと相性の悪いプラグインはWordPressブログから即削除!

ブログ初心者が注意するべきWordPressプラグインについて解説しました。
プラグインの選択に正解はありませんが、次の3点はしっかり押さえておいてください。

  • プラグインの最適解は人による
  • 機能が分からないプラグインは使わない
  • 使用しているテーマとの相性を調べる

今回「不要」「非推奨」と紹介したプラグインを実際に使っているブログ運営者は大勢います。事実、ゼロイチブログでも「SiteGuard WP Plugin」を利用していました。

「削除したほうがいい理由」と「万が一のとき対処できるスキル」が重要ってことだな。

ブログ初心者が安全かつ快適に運営するために、SWELLと相性の悪い・機能が重複しているプラグインは早めに削除しておきましょう。

ブログ初心者向けに「おすすめプラグイン」を解説した記事もぜひ読んでね。

あわせて読みたい

「おすすめプラグイン」解説記事は、ただいま準備中です。

目次