ドメイン移管と移行は違う!サーバーとブログの引っ越し4パターンを解説

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ブログのサーバーを引っ越しできるって聞いたけど。移管とか移行とか違いが分からねーよ!

レンタルサーバーの契約更新のタイミングで「ブログを他のサーバーに引っ越ししたい」と調べてみても意味がよく分かりませんよね。

実は「引っ越しする対象」と「引っ越し先」には、いろいろな組み合わせがあります。

もしあなたが「ブログを引っ越ししたいけど、不具合とか不安」「頭の中で思い描く引っ越しを言語化できない」など悩んでいるなら、ブログの引っ越し全4パターンを整理してみましょう。

今日すぐに分かること
  • ドメイン移管と移行の違い
  • ドメイン「移管」の特徴
  • ドメイン「移行」の特徴
  • ドメインを引っ越しする手段

この記事を読めば、ブログの引っ越し全4パターンとそれぞれの特徴が分かるだけでなく、レンタルサーバー契約時に取得できる無料独自ドメインを引っ越しする裏技も解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。

もし引っ越し時の不具合が心配なら、プロに相談するっていう方法もあるから安心してね!

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目次

ブログ引っ越しの意味が違う?ドメイン「移管」と「移行」の違い

ブログを引っ越しするとき「ドメイン移行」や「ドメイン移管」という言葉を使います。しかしこの2つは引っ越しする対象が違うことを知っていますか?

  • 移管はサーバーを引っ越しすること
  • 移行はブログを載せ替えること

ゼロイチブログでは、ドメインの「移管」と「移行」を上記のように定義します。

ドメイン移管と移行を細分化した「ブログの引っ越し全4パターン」について解説します。

言葉の定義は各サイトいろいろだけど、本質として「引っ越しの対象は2つある」と覚えてね。

移管(移転)とは管理するサーバーを引っ越しすること

ブログを引っ越しするとき「ドメイン移管(移転)」とは、ドメインを管理しているレンタルサーバーを乗り替えることを指します。

さらに「ドメインの別サーバーに引っ越し」にも、次の2つのパターンが存在します。

  • 別会社のサーバーに移管する
  • 同じ会社内の別サーバーに移管する

別会社のサーバーに移管する

一般的にドメインの引っ越しといえば、 今使っているサーバー会社から他社のサーバー会社に乗り替えることを指します。

今使っているサーバー会社から他社のサーバー会社に乗り替えること。可視化した画像

別会社のサーバーに引っ越しする利点は、あとのトピックで詳しく解説するね。

同じ会社内の別サーバーに移管する

サーバーの引っ越しでは、いま現在ドメインを管理してる会社の中に別のサーバーを追加契約して引っ越しすることもできます。

いま現在ドメインを管理してる会社の中に別のサーバーを追加契約して引っ越しすること。可視化した画像

ひとつのサーバー会社の中で、複数のサーバーを契約することができるなんて知らなかったぜ!

移行とはブログを別のドメインに載せ替えること

ブログを引っ越しするとき「ドメイン移行」とは、WordPressブログそのものを別のドメインに載せ替えることを指します。

上記のように、いま現在運営してるWordPressブログを乗せているドメイン〇〇.comを、別のドメイン△△.comに載せ替えることを「ドメイン移行」と言います。

「ドメイン移行」を厳密に言えば、ブログの引っ越しになるから「ブログ移行」とも言い替えできるね。

さらに「ブログを別ドメインに引っ越し」にも、次の2つのパターンが存在します。

  • 別サーバーのドメインに載せ替える
  • 同じサーバー内のドメインに載せ替える

別サーバーのドメインに載せ替える

レンタルサーバーは1契約につき1サーバー割り当てられます。つまり追加契約すれば同じ会社内で2つのサーバーを持つことができます。

この仕組みを使えば今使っているサーバー内のWordPressブログを、追加契約した別サーバーの中で管理されているドメインに引っ越しできるということです。

追加契約した別サーバーの中で管理されているドメインに移行する。可視化した画像

「別サーバー」っていうのは、同じ会社内の別サーバーでもいいし、違う管理会社のサーバーにも移行できるよ。

同じサーバー内のドメインに載せ替える

ドメイン移行するときは必ずしもサーバーを跨ぐ必要はありません。いまドメインを管理してるサーバー内で新たにドメインを取得して、そこにWordPressブログを引っ越すこともできます。

WordPressブログそのものを別のドメインに載せ替えること。可視化した画像

ようするにドメイン移行っていうのは、ブログを別のドメインにコピー(複製)するってことだな。

ドメイン「移管」と「移行」は主語が違う

ドメイン移管と移行では「なにを引っ越しするのか?」主語が違います。分かりやすく表にまとめると以下のとおり。

【ドメイン移管】
主語は「ドメイン〇〇.com」
【ドメイン移行】
主語は「WordPressブログ」
別会社に
引っ越し
A会社で管理してるドメイン〇〇.comを、別のB会社のサーバーに引っ越しする。ドメイン〇〇.comで運営してるブログを、別会社で管理してるドメイン△△.comに引っ越しする。
同枠内で
引っ越し
A会社で管理してるドメイン〇〇.comを、同じA会社の別サーバーに引っ越しする。ドメイン〇〇.comで運営してるブログを、同じサーバー内のドメイン△△.comに引っ越しする。

ドメインの引っ越しと言っても「レンタルサーバー」「ドメイン〇〇.com」「WordPressブログ」3つのうち何が動くのか?いろいろなパターンがあるので注意しましょう。

「ドメイン」や「サーバー」の考え方を分かりやすく解説した記事もあるから、ぜひ参考にしてね。

あわせて読みたい

「ドメインの基礎知識」解説記事は、ただいま準備中です。

サーバー引っ越しのハードル!ドメイン「移管」の特徴

ドメイン移管と移行の違いを解説したところで、次はそれぞれの特徴を解説します。

まず「ドメイン移管」について知っておきたい特徴は次の5つ。

  • サーバー会社の不満を解消できる
  • 複数のドメインを一元管理できる
  • 無料独自ドメインは移管できない
  • ドメイン移管には制約がある
  • ドメイン移管は手間と費用が発生する

ドメイン移管を一言で表すなら「ドメインを管理するレンタルサーバーを変えたいとき」に行うアクションだよ。

サーバー会社の不満や物足りなさを解消できる

ドメインを他社サーバーに移管する理由として、いま使っているレンタルサーバー会社への不満が挙げられます。例えば次のような悩みはありませんか?

  • 今のサーバー会社ではスペックが物足りない
  • 今のサーバー会社ではサポートや安心感が物足りない

今のサーバー会社ではスペックが物足りない

各会社が提供してるレンタルサーバーは、プランによってスペックと料金が異なります。例えば下記4社の標準的なプランを比較してみましょう。

スクロールできます
サーバー会社(プラン)新規契約
12ヶ月
容量メモリvCPU
XSERVER
プラン:スタンダード
11,880円500GB8GB6コア
ConoHa WING
プラン:ベーシック
11,880円300GB8GB6コア
LOLIPOP
プラン:ライト
5,940円300GB非公開非公開
リトルサーバー
プラン:リトルプラン
2,640円60GB非公開非公開

料金だけ見ればLOLIPOP(ロリポップ)やリトルサーバーが圧倒的に安いですが、メモリやvCPUなどブログの表示スピードを左右する性能が不透明なサーバー会社もあります。

「サーバー維持費が最優先」って人には良いけど、とはいえブログの表示が遅いと読者にはストレスだよな。

今のサーバー会社ではサポートや安心感が物足りない

料金や容量など数字で比較できる機能以外のサポート・サービス面も重要です。
例えばサーバー会社に問い合わせるとき「メールしかないのか?」「電話サポートもあるのか」初心者には大きな差と言えるでしょう。

スクロールできます
サーバー会社(プラン)備考
XSERVER
プラン:スタンダード
独自ドメイン2つ永久無料
自動バックアップ14日間
電話サポートあり
ConoHa WING
プラン:ベーシック
独自ドメイン2つ永久無料
自動バックアップ14日間
電話サポートあり
LOLIPOP
プラン:ライト
独自ドメイン1つ永久無料
月440円で最大過去7日分バックアップ
電話サポートなし
リトルサーバー
プラン:リトルプラン
独自ドメインは自身で用意、設定も必要
自動バックアップ7日間
電話サポート不明

トラブルが起きたとき、もし不誠実な対応されたら、契約更新せずにサーバー会社を乗り替えたくなるよね。

複数サーバーのドメインを一元管理できる

下位グレードのプランによっては1契約につき設定できるドメインに上限が決まっていることがあります。
もし複数ブログを運営するなら、格安サーバー会社のプランをいくつも契約するほうが年間費用が安くなる場合があるかもしれません。

サーバー費用が抑えられても、管理手間が負担になるなら集約するほうがラクかもな。

無料独自ドメインは移管できない

独自ドメインを無料で取得できるサーバー会社はありますが、無料独自ドメインは他社サーバーに移管(引っ越し)できない場合があります。

サーバー会社から提供される初期ドメイン(〇〇.conohawing.comなど)も移管できないから注意しよう。

ドメイン移管には制約がある

ドメインを別サーバーに引っ越しするとき、いろいろな制約があります。代表的なものは次の通り。

  • 移管できない時期
  • 移管できないドメイン
  • 会社ごとに既約が異なる

移管できない時期がある

大きな制約のひとつが「移管できる時期」です。

移管できない時期を横方向の時間軸で。可視化した画像
  • ドメインを新規取得してから60日間
  • ドメインを前回移管してから60日間
  • 有効期限が14日~1ヶ月以内
  • 有効期限が9年以上残っている

上記に当てはまると移管できない場合があります。

移管元と、移管先と。詳しくは2つのサーバー会社の既約確認が必要だよ。

移管できないドメイン(TLD)がある

サーバー会社によっては有料の独自ドメインであっても移管できないTLDがあります。

TLDとは、トップレベルドメインの略。ドメイン名の末尾に付く「.com」「.co.jp」などのドット以降に続く部分を指します。

例えば、ConoHaWINGのサーバーに移管できるドメインは次の18種類しかありません。※2025年7月8日現在。

ConoHaWINGに移管できるドメイン18種類の一覧はここをクリック。
  • .com
  • .shop
  • .net
  • .info
  • .biz
  • .org
  • .co.jp
  • .mobi
  • .asia
  • .xyz
  • .club
  • .jp
  • .tokyo
  • .okinawa
  • .me
  • .nagoya
  • .yokohama
  • .ryukyu

コノハWINGのサーバーには、この18種類のドメイン以外は移管できないってことだな。

サーバー会社ごとに性能・料金・既約が異なる

サーバー会社(あるいはプラン)によって性能や料金が違うことはトピック2-1でも触れましたが、その他にも既約によってドメイン移管に制約を受ける場合があります。

制約を受ける代表的な既約は「アダルトコンテンツ」です。

  • カラフルボックス
  • mixhost
  • minipop
  • シン・レンタルサーバー
  • JETBOY
  • FC2レンタルサーバー

※サーバー会社によってアダルトコンテンツ専用プランでしか運営できない場合があります。

アダルトNGのサーバーでブログ運営すると、サイト閉鎖やアカウント停止のリスクがあります。

サーバー会社ごとにOK/NGの範囲や条件が異なるため、必ず公式サイトや利用規約で最新情報を確認してください。

つまり運営してるブログのジャンルによっては他社に引っ越しできないってことだね。

ドメイン移管には作業手間と費用が発生する

ドメイン移管はトピック2-4で解説した制約以外にも、作業手間が発生することに注意しなければいけません。

例えばConoHaWINGのレンタルサーバーに他社からドメインを移管するときの概要は以下の通り。

  1. 移管元サーバーで事前準備
    • AuthCode(オースコード、認証コード)を取得
    • 移管ロック(トランスファーロック)を解除
    • WHOIS情報公開代行を一時的に解除
  2. ConoHa WINGで移管申請
  3. 管理会社による移管承認作業
  4. 移管完了

※移管後にDNSサーバー情報が引き継がれない場合や、移管先でDNSを新たに利用する場合は、必ずDNS設定(ネームサーバー情報)の変更が必要です。

初心者にはなんのことだかサッパリ分からねーよ!

ドメイン移管はブログ初心者でなくても億劫になります。普段は操作・設定しない手順や注意事項がたくさんあるからです。

もし「今使っているサーバー会社のスペックやサービスに不満を感じているからドメインを引っ越ししたい。でも自分では難しそう」と感じるなら、プロの引っ越し屋さんに代行してもらうこともできます。

代行業者のトップページ。可視化した画像

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無料独自ドメインも引っ越しOK!ドメイン「移行」の特徴

次は「ドメイン移行」の特徴について解説します。押さえておきたいポイントは次の5つ。

  • 無料独自ドメインも移行できる
  • 更新費用を安くできる
  • ドメインが変わってしまう
  • SEO評価は引き継げない
  • 不具合を起こす可能性がある

ドメイン移行を一言で表すなら「ブログのドメインを変えたいとき」に行うアクションだよ。

無料独自ドメインのブログも移行(載せ換え)できる

ドメイン移行の大きな特徴は、WordPressブログのドメインを変更できることにあります。
WordPressの設定やデータなど中身を引っ越しする行為のため、ドメイン元は無料独自ドメインのブログでも構いません。

厳密には今のドメインを変更する(書き換える)わけではなく、別途用意した2つ目のドメインにコピー(複製)することだよ。

更新費用を安くできる

ドメイン移行は、別サーバー内で管理しているドメインにもWordPressブログを引っ越しできます。
この理屈を応用することで契約更新時の費用を安くすることもできます。具体的に安くできる更新費用は次の2つ。

  • サーバーの更新費用
  • ドメインの更新費用

サーバーの更新費用を安くしたい

レンタルサーバーは当初契約した期間の満了日を迎えると契約更新する必要があります。なぜなら更新しなければWordPressブログが消えてしまうからです。
このとき更新する費用は新規契約した費用よりも割高になることを知っていますか?

スクロールできます
3ヶ月6ヶ月12ヶ月24ヶ月36ヶ月
新規契約3,993円7,260円11,880円20,196円23,126円
契約更新3,993円7,260円13,068円24,684円34,848円
割増金額+0円+0円+1,188円+4,488円
※年間2,244円UP
+11,722円
※年間3,907円UP
コノハWING「ベーシックプラン」2025年7月8日現在の料金。

コノハWINGの契約更新時の費用を見比べても分かる通り、更新時には料金が上がります。そのため別サーバーを新規契約してブログを引っ越しするほうが安くなるということです。

他社サーバー(例えばエックスサーバーなど)にもドメイン移行できるよ!

ドメインの更新費用を安くしたい

サーバーだけではなく、有料で取得した独自ドメインも更新費用が発生します。
そして有料ドメインの種類や管理するサーバー会社によっても更新費用は大きく変わってきます。

スクロールできます
.com.net.info.site.online
ConoHa WING1,408円1,408円1,518円4,158円5,258円
XSERVER1,602円1,878円2,029円4,908円5,498円
ColorfulBox1,750円1,920円2,790円3,820円4,940円
各サーバー会社の2025年7月8日現在の料金。

ドメインによって更新費用が変わるだけでなく、サーバー会社によっても料金は違います。
料金の高いドメインでブログを運営してた場合、ドメイン移行することで毎年の更新費用を安くすることもできるでしょう。

ちなみに。サーバー会社によってはドメインの取得時と更新時でも料金が違うから気をつけてね!

ドメイン(ブログURL)が変わってしまう

ドメイン移行はWordPressブログを別のドメインに引っ越しするため、ドメインの文字列(ブログのURL)が変わることになります。
文字列が変わることでの弊害が次の2つ。

  • ドメインの文字列は引き継げない
  • 内部リンクの修正が必要

ドメインの文字列は引き継げない

いま使っているドメインから次の新しいドメインに、WordPressの設定やデータなど中身だけを引っ越しします。
例えば印刷物(名刺・名札・冊子・動画内)などにブログにアクセスするQRコードを添付していても、引っ越したあとはアクセスできません。

リダイレクト設定で一時的にアクセスすることはできますが、旧ドメインが更新切れになるとリダイレクトは無効になります。

グーグルサーチコンソールなど外部機関との紐付けも再設定が必要です。

同じ文字列のドメインは取得できないから、今の文字列自体が気に入ってても、引っ越し先では文字列が変わっちまうんだな。

内部リンクの修正が必要

ドメイン移行することで内部リンクの修正が必要です。なぜなら旧ドメインで設定された内部リンクのままブログをまるごとコピーするからです。

内部リンクの文字列を効率的に検索・置き換えできるプラグインを使えばラクチンだよ!

あわせて読みたい

「内部リンク置き換えプラグイン」解説記事はただいま準備中です。

ドメインのSEO評価は引き継げない

ドメイン移行による弊害は文字列が変わることだけではありません。ブログの内容はコピーできても、SEOの評価までは引き継げません。

具体的に次の2つを引き継げないことは大きなデメリットです。

  • 検索エンジンの評価
  • 被リンク

デメリットだけじゃなく、対策もバッチリ解説するよ。

検索エンジンの評価はゼロからやり直し

ドメインが新しくなることで、Googleなど検索エンジンからの評価はゼロになります。もし検索順位の高い記事を持っていても、インデックスさせるところからやり直しです。

被リンクがなくなる

検索エンジンからの評価だけでなく、外部サイトからの被リンクもゼロになります。内部リンクは自身で置き換えできますが、外部からのリンクを直接修正することはできません。

SEO評価への対策

ドメイン移行したときは次の3つの対策は必ず実行してください。

対策1:サーチコンソールで移転通知を行う

Google Search Consoleの「設定」→「アドレス変更」を使い、Googleにドメイン移転を通知しておく。

対策2:301リダイレクトを設定する

サーバーの管理画面やプラグインを使って旧ドメインからリダイレクトしておく。ただし、旧ドメインが更新切れになるとリダイレクトは無効になるため注意。

対策3:主要な被リンク元に連絡する

被リンクしてくれている外部機関にひとつひとつ「URLを差し替えてほしい」と連絡する。Google Search Consoleや外部の有料ツールで元リンク先を調べることが可能。

対策があるとはいえ、SEO評価がゼロになるリスクはしっかり考えておかねーとな!

不具合を起こす可能性がある

ドメイン移行はWordPressブログを別のドメインに引っ越しする行為です。これまでのトピックで解説したとおり、ドメイン移行後は次のような修正が必要になります。

  • 外部機関との紐付けを再設定
  • 内部リンクの置き換え
  • 検索エンジンへの移転通知
  • 301リダイレクト設定
  • 被リンク元への差し替え連絡

いろいろな修正が必要なため、不具合に繋がる可能性はゼロではありません。
収益性の高いブログでドメイン移行を行うのは、一定のリスクを伴うことを十分に理解しておきましょう。

もし「ドメインの引っ越しは難しそう」って感じるなら、素直にサーバー更新するのがおすすめ!お得に更新する方法もあるよ!

【移管と移行を比較】ドメインを引っ越しする4つの手段

ここからはドメインを引っ越しする手段を4つ紹介します。

データベースを入出力する全くおすすめしない
プラグインを使うあまりおすすめしない
サーバー会社の機能を使う比較的簡単にできる
代行サービスを使う有料だがプロに任せられる

この4つの引っ越し手段に対して、初心者が「移管」と「移行」を行うときの難易度も合わせて載せているので参考にしてください。

このトピックでは移管・移行することを総称して「サーバーとドメインの引っ越し」と呼称するよ。

データベースをインポート/エクスポートする

サーバーとドメインを引っ越しする方法として「データベースのインポート/エクスポート」があります。
ただしレンタルサーバーやWordPressブログの仕組みを理解していることや操作に慣れていることが必須条件です。

ドメイン移管にあたってConoHaお客様センターに「コノハ内の別サーバーにドメイン移管したい」と問い合わせしたところ「ConoHa間でのドメインの移管はできません。」と返信がありました。

初心者には難易度が非常に高くて、全くおすすめできないよ!

プラグインを使う

次に、サーバーとドメインを引っ越しする方法として「プラグインを使う」方法があります。
先ほどのインポート/エクスポートに比べると難易度は低いですが、使用するプラグインによっては「データベースの設定が必要になる」「無料版では容量が足りない可能性がある」などハードルもあります。

例えば、ドメイン移管に使えるプラグインは次のものがあります。

Duplicatorサイト全体をパッケージ化し、一括で移行できる
バックアップや複製にも対応
無料版で主要機能が使える
初心者から上級者まで幅広く支持
All-in-One WP Migrationクリック操作だけで簡単移行
データベースのURL自動置換
専門知識不要
多くのサーバーと互換性
インポート容量制限あり(有料で解除)
Migrate Guru大規模サイトや重いサイトも高速移行
移行作業はMigrate Guru側サーバーで実行
※自サーバーに負荷がかからない
完全無料

プラグインを使っても面倒な操作は結局必要だから、初心者にはあまりおすすめしないかな。

サーバー会社の機能を使う

初心者でも比較的簡単に行えるのが、サーバー会社の機能を使ってサーバーとドメインの引っ越しをすることです。
例えばコノハWINGには「かんたん移行」「サイトコピー」という機能があります。

「かんたん移行」とは、別サーバーで運用しているWordPressブログをコピー(複製)できる機能・サービスのこと。

「サイトコピー」とは、同じサーバー内のWordPressブログをコピー(複製)できる機能・サービスのこと。

このふたつはWordPressブログをコピーする行為のため、ドメインを別サーバーに引っ越しするドメイン移管には使えません。
ただ、操作方法が非常に簡単なのでプラグインを使うより初心者でも扱いやすいです。

「ブログのドメインは変わってもいい」という場合は「かんたん移行」「サイトコピー」がおすすめと言えるでしょう。

大手サーバー会社には似たような機能・サービスがあるから、自分の使ってるサーバーを確認してみてね。

代行サービスを使う

サーバーとドメインの引っ越しを代行業者に依頼する方法もあります。
お金はかかりますが、複雑で面倒な作業をプロに依頼できるため、安心してブログを引っ越しすることができます。

個人向けの最安プランなら38,500円からラインナップされているため、月4,000円ほど収益が出ているブログなら十分検討してみる価値はあるでしょう。

「自分のブログを引っ越しする場合、いくらかかるだろう?」と疑問に思ったら、まずは気軽に無料相談してみてね!

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まとめ|目的に合わせてサーバーとブログの引っ越し手段を決定しよう!

WordPressブログを引っ越しするとき、ややこしくなる「ドメイン移管」と「ドメイン移行」の違いと特徴、ドメインを引っ越しする方法を解説しました。ポイントは次の5つ。

  • ドメイン「移管」と「移行」は主語が違う
  • 「移管」はドメインを引っ越しすること
  • 「移行」はWordPressブログを引っ越しすること
  • 複雑な移管手続きはプロに代行してもらえる
  • ブログの引っ越しはサーバー機能を使うのがおすすめ

WordPressブログを続けていくうえで、レンタルサーバーの継続利用は必須です。
いま使っているサーバーやドメインを変更したいと思ったとき、いろいろな選択肢があることやメリット・デメリットを事前に把握しておけば、賢く引っ越しすることは難しくありません。

ドメイン移管には複雑な作業手間がかかる。ドメイン移行には不具合のリスクがある。それが分かったぜ!

今回の記事では「ドメインの引っ越し」や「WordPressブログの引っ越し」にフォーカスしましたが、レンタルサーバーの契約更新について詳しく解説した記事もあります。

もし、サーバー契約の更新時期が近づいているなら自分にピッタリの手段を選ぼうね!

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