SEO初心者必見!ブログの表示速度を改善する6つの施策と「おすすめしない」方法4選

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ブログの表示速度ってそんなに重要か?

ブログ記事やwebニュースにアクセスすると「ページの読み込みが遅い」「そもそも全然繋がらない」とストレスに感じて検索をやり直したことはありませんか?

あなたのブログで同じ現象が起きると、SEO評価に悪影響が出るかもしれません。

「ちょっと遅いだけでそんなに影響あるの?」と思うかもしれませんが、数秒の差が読者の行動や売上に直結します。クリックして3秒以上かかるなら今すぐ改善しましょう。

今日すぐに分かること
  • 表示速度が重要な理由
  • 表示速度の計測方法
  • 表示速度に固執してはいけない理由
  • 初心者向けの表示速度を改善する方法
  • おすすめしない改善方法

この記事を読めば誰でも簡単にできる表示速度の改善方法が分かるだけでなく、ブログ初心者には「おすすめできない改善方法」とその理由も解説するので、ぜひ最後まで読んでください。

表示速度は重要!でも、こだわり過ぎてもコスパが悪いからね!

目次

超基本!ブログの表示速度が重要な3つの理由

最初にブログの表示速度が重要な理由について解説します。

  • 読者の直帰率・離脱率に繋がる
  • アフィリエイトが成約しない
  • 検索順位に影響する

「基本はいらない!」って人は、改善方法のトピックまでジャンプしていいよ。

読者満足度が下がると直帰率・離脱率に影響する

表示速度が遅いと読者に「このサイトは読みづらい」と判断されてしまいます。

例えば「検索結果に出てきたページをクリックしても開くまでに時間がかかる」「ページが表示されてもスクロールすると読み込みが遅い」など、表示速度が遅いと離脱率・直帰率が上がる原因になります。

直帰率とは、読者が最初に訪れたページだけを見てブログから離脱した割合。直帰率が高い記事ほど、最初のページだけで離脱して他のページを見ていないという意味になる。

直帰率が高いってことは、1記事目で離脱した=多くの読者にとって魅力が足りない記事ってことだね。

表示速度は速いほうがストレスを減らせるため、読者満足度に繋がることを知っておきましょう。

記事を読んでもらえないとアフィリエイトが成約しない

収益目的でブログ運営をしているなら記事を読んでもらったあと、あなたが狙っているアフィリエイトリンクをクリックしてもらう必要があります。
しかしページの表示速度が遅いとアフィリエイトリンクに到達する前に読者が離脱してしまうため、収益は発生しません。

現在はスマホで検索する読者が多く、屋外でのスマホは通信環境によって表示速度に大きく影響します。

1秒でも速く表示させることがアフィリエイトを成約させるカギってことか。

SEO評価が下がると検索順位に影響する

表示速度はGoogleが検索順位を決める指標のひとつとしています。2018年には「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用する」と公表しています。

アメリカIT企業SolarWindsが2018年に発表したレポート「ページの読み込み時間は直帰率に影響する?」で紹介されたグラフを見てください。

引用元:Does Page Load Time Really Affect Bounce Rate?/SolarWinds

ページ表示が2秒以内の場合の平均直帰率は約9%と低いですが、3秒を超えると一気に跳ね上がり5秒では38%にも達していることがわかります。

Googleも表示速度は2秒を推奨しています。

しかしレポートによれば数百万のテスト結果でウェブページ平均読み込み時間は3.21秒もかかっていることが分かりました。

ブログ初心者は表示速度3秒以内を基準として改善していきましょう。

次は表示速度の計測方法について解説するよ!

現状確認!ブログの表示速度を計測する方法

WordPressブログの表示速度は、Googleが提供する無料の公式ツール「PageSpeed Insights」を使って計測してみましょう。

  • 表示速度を計測
  • 表示速度をチェック

ゼロイチブログの記事を実際に計測してみるよ!

「PageSpeed Insights」を使って計測

Googleで「ページスピードインサイト」と検索します。トップページの入力欄に計測したいブログ記事のURLを入力して「分析」をクリック。

ページ単位でデータ量が異なるため、個別記事のURLを入力してください。

数秒待てば計測結果が表示されます。

チェックポイントを解説してくれ!

表示速度のチェックポイントと注意点

ブログ初心者にチェックしてほしいポイントと注意点を解説します。

  • 「携帯電話」のパフォーマンス
  • 「First Contentful Paint」3秒以内
  • 計測時の注意点

「携帯電話」のパフォーマンスをチェックする

計測結果では「携帯電話」と「デスクトップ」のパフォーマンスが分かります。このとき表示されたスコアは「携帯電話」を重視してください。
現在はモバイル(スマホ)検索するユーザー比率のほうが圧倒的に多く、通信環境も厳しい条件で計測されるからです。

計測結果のスコアは次の値が目安になります。

90~100非常に良好
50~89許容範囲だけど改善の余地あり
0~49速度が遅く改善が必要

「First Contentful Paint」の値が3秒以内かチェックする

パフォーマンスの下段には各指標が表示されています。この中でブログ初心者は「First Contentful Paint」の値が3秒以内なっているか確認してください。

この指標はページにアクセスして「初めてなにかのコンテンツ(画像やテキストなど)が表示されるまでにかかる時間」を表しています。

計測結果は毎回同じではない

PageSpeed Insightsの分析結果は、計測時の時間帯・計測時のアクセス状況・計測環境などで変化します。毎回まったく同じ結果が出るわけではありません。
特に新しく公開したばかりの記事は十分なデータが集まっていないため、実測値ではなく模擬環境での計測値が表示されます。

「実際のユーザーの環境で評価する」に「データがありません」と表示されている場合、そのページの過去28日間における実際のChromeユーザーのアクセスデータが十分に収集できていません。

ブログ初心者は、計測結果はあくまで参考程度と捉えて「First Contentful Paint」の値が3秒以上かかっているとき、表示速度を改善していきましょう。

表示速度にこだわりすぎるコスパが悪いよ!その理由を解説するね。

コスパ悪い?ブログ初心者が表示速度に固執してはいけない理由

ブログの表示速度を改善する方法を解説する前に注意点があります。それは「表示速度に固執してはいけない」ということです。理由は2つ。

  • 記事の質がおろそかになる
  • SEOは表示速度だけではない

初心者は「機能」「設定」「見た目」より、記事の質を最優先に考えてブログ運営しよう!

ブログ記事の品質が後回し・おろそかになる

表示速度だけに集中すると、肝心の「記事品質」が疎かになる危険性があります。

ページの読み込みが速くても「中身が薄い」「誤字脱字が多い」「情報量が少ない」状態では、読者はすぐに離脱してしまい、結果的に検索エンジンからの評価も獲得できません。

読者を意識してブログ記事の品質を上げるために次の対策も必要です。

  • 情報の鮮度と網羅性
  • 文章力の向上
  • 記事構成の見直し
  • 読書して自己投資

Googleの公式見解でも「ユーザーファーストな質の高いコンテンツ」がSEOでも最重要とされています。ブログ初心者は表示速度だけに囚われずコンテンツの品質に注力しましょう。

「誰の」「どんな」悩みを解決する記事なのか。読者満足度を意識しよう!

SEO評価はブログの表示速度だけで決まらない

表示速度は速いほど有利ですが、それだけで検索上位を取れるわけではありません。

SEOの評価軸は「内部リンクを意識したサイト構造」「専門性や独自性の高いコンテンツ」「検索意図への的確な回答」など総合的に判断されます。

SEO評価を上げるなら表示速度の改善だけでなく、次の対策も参考にしてください。

  • 被リンクの獲得
  • サイト設計・内部構造の見直し
  • キーワード選定の見直し
  • E-E-A-Tの強化

表示速度だけに注力するのはコスパが悪いため、総合的にSEO対策を行っていきましょう。

SEO対策については別記事を参考にしてね

あわせて読みたい

「SEO対策」解説記事は、ただいま準備中です。

初心者向け!ブログの表示速度を簡単に改善できる方法

初心者向けの誰でも簡単に実践できるブログの表示速度を改善する方法を紹介します。

  • 画像を最適化
  • 不要なファイルを削除
  • 外観設定を整理
  • プラグインを整理
  • 高性能なレンタルサーバー
  • 高性能なWordPressテーマ

取り入れてない方法があれば、さっそく実施してみよう!

画像をブログ用に最適化する

最も手軽にブログの表示速度を改善する方法は「画像の最適化」です。具体的には次の3つ。

  • 画像サイズを編集
  • ファイルサイズを圧縮
  • 拡張子を使い分ける

画像サイズを編集する

デジカメやスマホで撮影した写真をそのまま添付していませんか?
読者側が見るPCやスマホ画面では画像サイズが大きすぎても、ページの読み込み時間が遅くなるだけで差が出ません。事前に必ず編集してください。

画像サイズとは、画像の「横×縦」を表す画面上の大きさのこと。単位はpx(ピクセル)。ピクセルの数が多いほど、より詳細で高精細な画像になる。ファイルサイズ(KBやMBなどで表すデータ容量)とは別概念。

ゼロイチブログでは「横1200×高さ630px」を推奨してるぜ。

ファイルサイズを圧縮する

画像のファイルサイズが大きすぎるとページの読み込み時間が遅くなるだけでなく、サーバーの容量も圧迫します。
編集ソフト・外部サイト・プラグインなどを使って画像を圧縮しましょう。

ファイルサイズとは、保存・転送するために必要なデータ容量の大きさのこと。単位はKB(キロバイト)やMB・GBなど。「ファイルの重さ」とも呼ばれて、数字が大きいほど保存・転送に時間がかかる。画像サイズ(pxで表す画像の大きさ)とは別概念。

ブログに添付するなら100~200KB程度を目安に圧縮してみよう。

拡張子を適切に使い分ける

画像を圧縮・軽量化するなら拡張子も適切に使い分けましょう。

拡張子とは、ファイルの種類や形式を示すもの。ファイル名の末尾につく「.jpg」「.png」「.pdf」などの文字列を指す。拡張子によってコンピュータは「このファイルはどのソフトで開くべきか」「どんなデータ形式か」を判断している。

特にGoogleが推奨している次世代フォーマット「WebP」は高い圧縮率を実現しながら高画質を維持できるため、拡張子を変換するのがおすすめです。

画像を最適化するならプラグインを使うとラクチンだぜ!

外観設定をシンプルに整理する

表示速度が遅くなる原因のひとつに外観設定があります。
オシャレでかっこいい見た目にしたくてブログ初心者はよくやってしまうことですが、画面上にいろいろなものを表示するほどページスピードは悪化します。

具体的には次の表示設定を確認してみてください。

  • 大きすぎるメインビジュアル画像
  • 記事スライダー
  • SNSシェアボタン
  • アドセンス広告
  • バナー広告
  • 過剰なウィジェット

特に「記事スライダー」「アドセンス広告」は挙動することで表示速度が遅くなるだけでなく、記事検索を阻害したり本文の読みにくさにも繋がります。

「本当に必要な表示なのか?」を考えて整理してみましょう。

ゼロイチブログでは「シンプルな外観設定」をおすすめしてるよ!

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「外観設定」解説記事は、ただいま準備中です。

プラグインを厳選して整理する

プラグインの過剰なインストール・有効化も表示速度に影響します。

便利な機能をたくさん追加できるため、ブログ初心者は「アレもコレも」と入れてしまいがちです。特に次のようなプラグインには注意してください。

  • 多機能なプラグイン
  • 高速化できるプラグイン
  • キャッシュ系のプラグイン

高性能なプラグインは機能が重複しやすく不具合の原因に繋がるため、ブログ初心者にはおすすめできません。

詳しくは別トピック「おすすめしない改善方法」で解説します。

プラグインは「シンプルな機能だけ」「必要なものだけ」「機能が理解できるものだけ」に厳選しましょう。

不要なプラグインを削除するなら参考になる記事があるぜ!

不要なファイルデータを削除する

プラグインの削除と同様に、不要なファイルも見直しましょう。

使っていないファイルを放置してると、無意味にサーバーの容量を圧迫します。PCやスマホのストレージ(容量)がいっぱいになるほど動作に影響が出るのと同じです。

具体的には次のファイルを整理・削除してみてください。

  • 公開していない記事
  • 使っていない画像
  • リビジョンデータ

バックアップを取っていれば、掛け算でさらに容量を圧迫するから侮れないよ!

下書き・非公開・ゴミ箱にある記事

読者が読めない状態のまま放置してる記事はサーバー容量の圧迫に繋がります。

通常、日本語は1文字2バイト換算になるため、5,000文字の記事は10KBの容量を使います。実際には画像やブロックエディタなどの要素が含まれるため、1記事あたりの容量はもっと大きいと考えてください。

下書きや非公開、ゴミ箱に放置している記事は、思い切って削除したほうがいいかもな。

記事に添付していない画像ファイル

画像を差し替えするとき、古い画像をそのまま放置していませんか?
例えば圧縮していない画像ファイルなら1枚あたり1MB以上あっても不思議ではありませんし、バックアップを取っていればバカにできない容量になります。

記事に添付していない画像や、アイコンや外観設定でも使っていない画像は削除するのがおすすめです。

自分のパソコンやクラウドに画像データが残っていれば、またアップロードできるしね。

増え続ける記事のリビジョンデータ

投稿ページや固定ページの記事を保存するたびに溜まっていくリビジョンデータも、サーバーを圧迫する要因です。

リビジョンとは、WordPressで記事の編集履歴を自動保存して過去のバージョンに戻せる機能のこと。記事を保存・公開・更新するたびに新しいリビジョン(修正履歴)として記録される。

リビジョンは記事データを丸ごと保存するだけでなく、保存数が無制限に増えていきます。さらに各記事ごとに溜まっていくため、適切に設定・管理しましょう。

リビジョンデータの削除はプラグインを使うと便利だぜ!

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「リビジョンのプラグイン」解説記事は、ただいま準備中です。

高速・高性能なレンタルサーバーを使う

最も手軽にWordPressブログの表示速度を改善する方法は、高速・高性能なwebサーバーソフトウェアを導入してるレンタルサーバー会社を使うことです。

Webサーバーソフトウェアとは、インターネット上でWebサイトのページを表示するために動いているサービス用ソフトのこと。ブログなどを開いたとき裏でリクエスト(要求)を受け取り、求められたコンテンツを返している。

ブログの表示速度が速い順にwebサーバーソフトウェアの種類は次のとおり。

webサーバーの種類採用してるサーバー会社
LiteSpeed
(ライトスピード)
ColorfulBox
mixhost
LOLIPOP!
 ※注
Nginx
(エンジンエックス)
ConoHa WING
XServer
Apache(アパッチ)
IIS(アイアイエス)
あえて選択する必要なし。
※注:ハイスピードプラン以上に限る。

webサーバーの表示速度だけを比較すると「LiteSpeed」が有利ですが、表示速度だけでサーバー会社を選ぶのはおすすめしません。
新規契約や更新時の費用、サーバー容量、サービス内容など総合的に判断する必要があります。

もし今のブログを上記表で紹介した5社以外で運営してるなら、別サーバーへのブログの引っ越しを検討してみましょう。

もしブログを別サーバーに引っ越しするなら別記事が参考になるぜ!

高速・高性能なWordPressテーマを選ぶ

レンタルサーバーの選択と同様に、手軽にブログの表示速度を改善できる方法が、高速・高性能なWordPressテーマを選ぶことです。

高性能なWordPressテーマを使うことで次の恩恵が受けられます。

  • コードが効率化・軽量化される
    →無駄な処理が少ないため表示速度を改善できる。
  • いろいろな機能を標準装備している
    →不要なプラグインを削除して表示速度を改善できる。
  • 内部構造が最適化されている
    →SEO対策として有利になる。
  • 記事の装飾機能が充実している
    →読者に訴求する表現方法が増える。

テーマを変えることで表示速度が改善できるだけでなく、検索エンジンに対して有利になる上に読者満足度アップにも寄与するため、メリットは非常に大きいでしょう。

高性能なWordPressテーマを導入するなら、買い切りタイプの有料テーマを選ぶのがおすすめです。

ゼロイチブログで採用してる「SWELL」の魅力は別記事で詳しく解説してるよ。

トラブル注意?ブログ初心者に「おすすめしない」表示速度の改善方法

このトピックでは「初心者におすすめしない」方法を紹介します。

  • 遅延読み込み機能
  • キャッシュ系の機能
  • コードを圧縮する機能
  • 高額サービスの利用

これらの改善方法をおすすめしない主な理由は2つ。

テーマやプラグインの機能と重複しやすい

機能が重複すれば表示速度が悪化するだけでなく不具合の原因にも繋がります。

初心者には難易度が高い

キャッシュ系やコード圧縮は一定の知識や経験値が必要になります。

「おすすめしない理由は理解した」「そもそも初心者ではない」って人はお試しアリかもな。

遅延読み込み機能

遅延読み込み機能をおすすめしない理由は、WordPress本体に標準装備されているからです。

遅延読み込み(Lazy Load)とは、スクロールしないと見えない場所にある画像や動画の読み込みを後回しにする仕組みのこと。ページ内の全画像を読み込むと表示速度に影響が出るため、読者が見える範囲だけ読み込むことで表示速度を改善できる。

WordPress5.5以降のバージョン(2020年8月リリース)には画像の遅延読み込みが実装されているため、プラグインを使った画像の遅延読み込みは不要です。

「SWELL」独自の遅延読み込み機能は、WordPress本体と競合しない設計になってるよ。

キャッシュ系の機能

キャッシュ系の機能をおすすめしない理由は、多機能なテーマやプラグインと機能が重複しやすいからです。

キャッシュ機能とは、一度表示したWebページのデータを一時的に保存して、次回以降アクセスしたときに素早く表示できる仕組みのこと。

キャッシュ機能は表示速度を改善できるメリットがある一方で、標準装備してるテーマ・プラグイン・サーバーなどが多いため機能が重複しやすいデメリットもあります。

また、ひとくちに「キャッシュ機能」と言ってもいくつか種類があり、役割や保存場所が異なります。代表的なキャッシュは以下のとおり。

  • ブラウザキャッシュ
  • ページキャッシュ
  • データベースキャッシュ
  • オブジェクトキャッシュ
  • CDNキャッシュ
  • モバイルキャッシュ

競合しない種類を複数を組み合わせることも可能ですが、不具合のリスクを背負ってまでブログ初心者がキャッシュ機能にこだわる必要はありません。

テーマ・プラグイン・サーバーのいずれかにキャッシュ機能が装備されていることを確認して、ひとつに絞って運用するようにしましょう。

「SWELL」には独自のキャッシュ機能があるから、追加しないほうがいいな。

コードを圧縮する機能

コード圧縮の機能をおすすめしない理由は、一定の知識や経験値が必要でブログ初心者にはハードルが高いからです。

コード圧縮は、Webページを構成するHTML・CSS・JavaScriptなどのコードから不要な空白や改行、コメントを取り除き、ファイルサイズを小さくして読み込みを速くする技術のこと。ミニファイとも呼ばれる。

コードを圧縮することでサーバーからユーザーのブラウザへ送るデータ量が減り表示速度が向上するだけでなく、転送データが小さくなることでサーバー負荷の軽減にもなります。

圧縮自体は多くの高速化プラグインで簡単に使えますが、表示崩れや不具合が起きたとき原因追求して修復する必要があるため、ブログ初心者にはリスクのわりにコスパが悪いと言えるでしょう。

例えば「SWELL」みたいに軽量化対策を行っているテーマを使っているなら過剰なコード圧縮はやめたほうがいいね。

高額サービスの利用

有料コンサルや高額なサービスの利用をおすすめしない理由は、ブログ初心者には費用対効果の判断や投資費用の回収が難しいからです。

もし有料サービスを検討しているなら、次の判断基準を参考にしてください。

  • すでにブログを収益化している
  • 日常生活に支障はでない
  • 借金する必要はない
  • 3年程度で回収できる目処がある

収益目的でブログ運営するなら目標金額に関係なく、立派なビジネスです。
ビジネスに事業投資は有効な手段ですが、表示速度を改善するだけで検索上位が取れたり収益が出るわけではありません。

高額・継続的なサービスを利用する前に、この記事で紹介した他の「表示速度の改善方法」を実践してみましょう。

サーバーやテーマの乗り換えなら1回数万円で完結するから、その金額と比較してみよう!

まとめ|ブログ表示速度の改善はコスパの良い施策から取り組もう!

ブログの表示速度が重要な理由と、おすすめの改善方法について解説しました。ポイントは次の3つ。

  • 表示速度が3秒以上なら改善する
  • 簡単に試せる改善方法から取り組む
  • こだわりすぎはコスパが悪い

今回紹介した以外にも表示速度を改善する細かな方法はいろいろありますが、表示速度をどれだけ改善しても記事の質自体が上がるわけではありません。

おすすめの改善方法を全部試したら、それ以上はやりすぎってことだな。

ブログ初心者が目安にする表示速度3秒以内が達成されたらひとまずOKです。あくまでも読者の悩みを解決できる高品質な記事を作ることを最優先に、他のSEO対策も実践していきましょう。

SEO対策にもいろいろな方法があるから、どんどん実践していこう!

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