ブログの記事が文字だらけになる。もっと簡潔に書く方法はあるのかな。
たくさん書きすぎると、何が言いたいのかわからなくなるよね。
この記事を読めば、読者にわかりやすい簡潔な文章を書くことができます。
簡潔な文章を書くコツを理解して、伝わりやすい文章を書こう!
- コツ1 余計な文章は削る
- コツ2 文章を分ける
- コツ3 文章の表現方法を増やす
- 一文を簡潔に書く方法
- 文章を短くするためのコツ
- ブロガー・ライターが知っておくべきテクニック
コツ1 余計な文章は削る
読みやすい文章を書くには、できるだけ短く簡潔にすることが大切です。なぜならば、文章が長いと読者はストレスに感じ、読まないからです。読まれなければ、あなたの伝えたいことは伝わりません。長い文章には、余計な文章が含まれています。
ぼくの記事も、余計な文章があるかな。何を削ったらいいの?
余計な文章を削るコツを解説していくよ。
- 接続詞を減らす
- 不要な修飾語を入れない
- 読点(、)は一文に2回まで
接続詞を減らす
文章が長くなるのは「が」や「で」で文章をつなぐからです。文章を接続詞でつなぐと、一つの文章の中に複数の情報が入るため、相手に伝わりにくくなります。つなぎ言葉「が」と「で」が使われている時は、接続詞を減らすと良いでしょう。
伝わらない文章
現在構成を考え中ですが、記事の事前調査に時間がかかっていますので、構成の提出が1日遅れます。
- 現在構成を考え中であること
- 事前調査に時間がかかっていること
- 提出が遅れること
3つの情報が1つの文に含まれています。つなぎ言葉「が」と「で」を消し、情報ごとに文章を切り替えます
伝わる文章
現在構成を考え中です。記事の事前調査に時間がかかっています。記事の提出が1日遅れます。
わけることで、読みやすくなります。
不要な修飾語を入れない
装飾語とは、主語・述語と目的語以外の部分です。「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」「どのように」を表し、文章を詳しく説明します。不要な装飾語を入れると、相手に文章が伝わりにくいです。余計な装飾語を削ると、文章を短くまとめれます。
伝わらない文章
明日の集合時間が9時に変更になっていることを、打合せの時に不在だった山田さん伝えました。
一番伝えることは「山田さんに時間変更を伝えた」です。
山田さんを修飾している「打合せに不在だった」は不要です。
伝わる文章
明日の集合時間が9時に変更になっていることを、山田さんに伝えました。
文章を短くまとめることで、言いたいことが分かりやすくなります。
読点(、)は一文に2回まで
読点(、)は文をつなげます。使いすぎると、だらだらと文が続き伝わりにくくなります。
読点は1文に2回までです。長すぎる文章は切るようにしましょう。
伝わらない文章
SEO対策で良い記事というのは、読者に役立つ記事のことで、つまり読者に有益な記事のことですが、読者に有益でない記事はSEO対策がとれないため、記事が読者に届きません。
読点が4つあるため、伝わらない文章は5文にわかれます。
意味がつながるように切ると以下です。
- SEO対策で良い記事というのは読者に役立つ記事のこと
- 読者に役立つ記事は読者に有益な記事であること
- 読者に有益でない記事はSEO対策がとられないこと
- SEO対策がとられなければ、読者に記事は読まれないこと
文章をまとまりごとに切ると、自然な形で文章を短くできます。
伝わる文章
SEO対策で良質な記事とは、読者にとって有益な記事、つまり読者に役立つ記事です。読者に有益でない記事は、SEO対策がとれず、読者には届きません。
一文を短くすることで、情報量が調整されます。
1文の目安は、ひとつの文の文字数を60文字程度
文字の短い文が続くと、全体の繋がりが把握しにくくなり、幼稚なイメージにもなるので注意
コツ2 文章を分ける
文章を分けて短くすると、意味が伝わりやすくなります。
- 一文一義を心がける
- 具体例を分ける
一文一義を心がける
一文一義(いちぶんいちぎ)とは、一つの文に一つの情報をいれることです。あれもこれもと情報を詰め込みすぎると、読者も何が言いたいの?と分からなくなっていまします。「一つの文を短くする」と解説してきましたが、一文一義を心がけると長すぎる文も避けられるようになります。
- わたしは山登りが好きです
- 良い記事は読者に役立つ記事です
具体例を分ける
文章の中に、具体例を入れると文章が長くなります。最初に結論を書き、次に具体例を書きましょう。
伝わらない文章
ブログの見やすさを改善する方法がありますが、例えば画像や吹き出し、箇条書きを使って見やすさを改善します。
この文章の結論は「ブログの見やすさを改善する方法が3つある」です。最初に結論を書きます。
伝わる文章
ブログの見やすさを改善する方法が3つあります。画像、吹き出し、箇条書きの3点です。
文章がまとまり、伝わる文章になります。
コツ3 文章の表現方法を増やす
- 同じ単語は一文に使わない
- 文末に変化を持たせる
- 漢字、ひらがな、カタカナを使い分けて読みやすく
同じ単語は一文に使わない
同じ意味を持った言葉はひとつにまとめます。意味が重複して書いている文章を確認し、重複している単語は消しましょう。
- Webライターの仕事は、Webライターとして個人で活躍できます。
- ブログはブログ初心者に向けて発信すると良い
- Webライターの仕事は、個人で活躍できます。
- ブログは初心者に向けて発信すると良い。
無理にまとめる必要はありませんよ。
例えば「不動産仲介は、仲介が仲立ちしている。」
不動産は、仲介が仲立ちしている。
不動産仲介は、仲立ちしている。
どちらも、「仲介」削ると不自然な文章になるな。
一方で「業者」という言葉にすると、抽象的になる可能性があります。正確な説明の場面では不適切です。
不動産仲介は、業者が仲介している。
削ると文章が不自然になる。そんな時は、同じ単語は一文に使っても良いこともあります。
文末に変化を持たせる
文章が単調にならないように、文末に変化を持たせます。
「~です。~です。~です。」のように同じ文末が続くと、読者に以下の印象を持たれます。
- 面白みがない
- 幼稚な文章
- 読み手が飽きる
文末に様々な表現を使うことで、記事全体にリズム感が生まれます。
どんな文末があるのかな?
文末を工夫して、記事全体にリズム感をつけるよ
です・ます、だ・である
文末を「~です」や「~ます」で終わらせる、基本の形です。
同じ文末は3回繰り返さないように工夫しよう。
否定形
「~です」や「~ます」が続くと、単調になってしまいます。時々文末を否定形にしてみましょう。
- ~ではありません
- ~に違いありません
- ~ではなければなりません
冒頭(リード文)は、記事を読んでもらうための魅力を、読者に伝える重要な役割があります。なぜなら、リード文が魅力的でなければ、読者はこの記事に興味は持てません。
疑問・反語・問いかけ
疑問や問いかけを使うことで、読み手の思考を刺激するとともに、読み手との距離を埋めることができます。
- ~ではないでしょうか
- ~と思いませんか
あなたもグーグルで検索し、冒頭の文章を読んで「知りたかったことが書かれてそうだな」と思う記事を読んでいませんか?
提案・勧誘
読み手に何か提案をしたり、注意を喚起することで、行動を促すときに使える文末です。
- ~してください
- ~しましょう
- ~しませんか
まずは読者のために良い記事を書くことから専念してみましょう。
体言止め
文末を名詞で終わらせる方法です。名詞や代名詞を最後に持ってくることで、その言葉を強調することができます。
- アクセス数が増えれば収益につながるため、SEO対策は必要。
- SEOとは直訳すると「検索エンジン最適化」
漢字、ひらがな、カタカナを使い分けて読みやすく
読みやすい文章は、漢字とひらがなとカタカナの割合が「漢字2:ひらがな7:カタカナ1」と言われています。厳密にこだわる必要はありません。。
- 漢字が多い:難解で読みにくい
- ひらがなが多い:区切りがわかりにくい・幼いイメージ
読みやすい文章を書くコツの、詳しい解説はこちらの記事を読んでみてくださいね。
まとめ:コツがわかったら実践あるのみ
意識するだけで、伝わりやすさが変わるんだね。
- 文章を削る
- 文章を分ける
- 文章の表現方法を増やす
ぼくは文章が長いから、すごく参考になったし実践できそう!
一文を簡潔にかくと、あなたの記事は読者に伝わりやすくなります。簡潔に書くコツを使ってブログを書いてみてくださいね。
読者が読みやすい文章の書き方の解説は、この記事がおすすめです。