僕の文章、なんとなく読みにくい気がする…
読みやすい文章を書くにはコツがあるよ!
「アクセス数はあるのに全然アフィリエイト成約がとれない!」
「Googleアナリティクスを見てみたら、滞在時間20秒だった…。」
このよう悩みをお持ちですね。この問題を解決するコツは「読みやすい文章を書くこと」です。
今回は読者に優しい文章の書き方をお伝えします。
- 難しい表現を避けるべき理由
- ブログが読みやすくなる文章術
この記事を読むことで、読者が記事に深く興味を持つ文章が書けるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
難しい表現は避けるべき理由は「読者に読まれないから」
良質なブログ記事を作成するには難しい表現を避けることがとても重要です。
なぜなら、読者は文章を読まないからです。
- 画面上を流し読み
- 気になったところだけを読む
- 結論だけを探している
読者は記事全体を隅から隅まで読むことはしません。それが読みにくい難しい表現ならなおさらです。読者はその記事自体にストレスを感じ、離脱してしまうことでしょう。
例えば、ダイエット関係のブログで「アスタキサンチン」や「ロハスダイエット」といった専門用語ばかりの文章では、ほとんどの読者は理解することができません。
これがページへのアクセス数があるのに滞在時間が極端に低い原因だよ。
つまり読者にとって優しい文章とは次のような文章のことです。
- 知りたい情報がどこにあるのがすぐにわかる
- 意味を頭で考えなくても通じる
- 流し読みでも内容を理解できる
読者が読みやすい文章の書き方【6選】
読みやすい文章の書き方を6つのポイントでまとめました。
- 箇条書きを使う
- 適度に画像を入れる
- 一文を簡潔に短く書く
- 結論から書く(PREP法を使う)
- 語尾を「です・ます」調で統一する
- 見出しだけで内容がわかるようにする
箇条書きを使う
読みやすい文章は、目で見て読みやすい文章という特徴があります。例えば次の文章はどちらが読みやすいでしょうか。
箇条書きなし
私の好きなフルーツは、りんご、みかん、バナナ、パイナップル、メロン、オレンジです。
箇条書きあり
私の好きなフルーツは以下の通りです。
- りんご
- みかん
- バナナ
- パイナップル
- メロン
- オレンジ
ご覧の通り、内容を一瞬で把握できるのは「箇条書きあり」の文章ですよね。
箇条書きには、少ない文字数で要点のみを簡潔に抜き出すため、相手に情報を伝えやすくする効果があります。
積極的に使っていこう!
適度に画像を入れる
ブログには文字だけでなく、画像を入れることができます。
画像を入れることによって次のような効果があります。
- 読者を飽きさせない・疲れさせない
- 記憶に残りやすい
- 伝えたいイメージを視覚で伝えられる
- 見出しの切り替えがわかりやすい
文字ばかりのブログでは読者は離脱します。読者は手っ取り早く情報を得たいので、今やInstagramやYouTube、TikTokが流行っているわけです。
ブログにおいても同様です。画像を用いた情報提供は非常に効果的です。
一文を簡潔に短く書く
文章は一文一義を心掛けましょう。
なぜなら文章が長ければ長くなるほど、何を伝えたいのか内容がわかりづらくなってしまうからです。
一文が長い文章
初めて出会った時から彼女に一目ぼれしていたけど、僕にはチャンスがないと感じていたが、どうにか振り向いて欲しいと思い、僕はダイエットを始めた。
一文一義の文章
初めて出会った時から彼女に一目ぼれしていた。しかし僕にはチャンスがないと感じていた。どうにか振り向いて欲しいと思っている。だから僕はダイエットを始めた。
ご覧の通り、文章が長いと何を伝えたいのかがわかりづらくなってしまっています。しかし、文章が短いと内容がハッキリと伝わってきますね。
接続詞を上手に活用しながら、短い文章を意識しましょう。
ちなみに、一文の目安は20~40文字といわれているよー!
結論から書く(PREP法を使う)
ブログのようなWebメディアでは「アンサーファースト」が重要です。読者はすきま時間に記事を見ている人が非常に多いので、最初に結論が出てこないとストレスを感じるからです。
でも、最初に結論を書くと記事から離脱されるんじゃないの?
そんなことないよ!興味を持った人はさらに読み進めるんだ!
読まれる文章を書くためには結論から書き始めましょう。その際、論理的文章を構築できるPREP法を用いることがおすすめです。
- Point:結論(何を伝えたいかを明確にする)
- Reason:理由(結論の理由を述べる)
- Example:具体例(納得のいくイメージを伝える)
- Point:結論(再び何を伝えたいかを明確にする)
PREP法についてはこちらの記事で詳しく書いています。
語尾を「です・ます」調で統一する
語尾が「です・ます」調だったり、「だ・である」調だったりすると、読者は混乱してしまいます。
例
このお店のラーメンすごく美味しいんですよね。
餃子もなかなかに絶品である。
でも、辛すぎて食べられないものもあるから注意です。
まるで会話の様になってしまいましたね。
このように一人の人が書いてある文章のはずが、読者に混乱を招いてしまうので、「です・ます」調で統一するようにしましょう。
見出しだけで内容がわかるようにする
読者は記事の中身を読むかどうか判断する基準があります。
それは、目次です。
ほとんどの読者がこの目次の中に自分の欲しい情報があるのかを見て、記事の本文を読み始めます。
この目次を構成する文章が、見出しにあたります。
つまり、見出しで内容がわからなければ、読者は読み進めようとはしません。
見出しは記事構成の段階で練って作り上げることになります。
記事構成についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ブログで使わない方がいい文章表現【5選】
最後にブログで使わない方が良い文章表現を5つ紹介します。
- 抽象的な言葉を使わない
- 専門用語を使わない
- 漢字を連続させない
- 語尾に同じ口調を続けない
- 文字を装飾しすぎない
抽象的な言葉が多い
抽象的な言葉を使うのは避けましょう。
抽象的な表現が原因で、読者によって解釈のズレが生まれることがあるからです。
例えば、「お金持ち」という言葉の意味は人によって違いますよね。
毎月30万円以上の不労収入が入ってくる人かな…
バリバリ働いて、年収1,000万円以上あればお金持ちかな…
具体的な言葉に変えるため、下記の方法を意識して文章を書きましょう。
- 具体的な数字や結果を盛り込む
- 固有名詞を入れる
例
お金持ち→年収3,000万円のタワーマンションに住むお金持ち
数字や固有名詞などを使うことで、読者もイメージしやすいね。
専門用語を使う
専門用語をなるべく、使わないようにしましょう。
これから知識をつける初心者には理解しにくいからです。
例えば、出版業界では「閉じる」「開く」という用語を日常的に使います。
- 「閉じる」…漢字で書く
- 「開く」…ひらがなで書く
読者がライターや編集者だとわかりますが、多くの人は理解できません。
ただし、どうしても専門用語を使わないと説明できないこともあります。その場合、用語の補足や解説を入れて読者に伝わるように工夫しましょう。
普段使っている言葉が、みんなが知っているとは限らない!
漢字を連続させない
漢字は連続して使わないようにしましょう。
なぜなら、漢字ばかりの文章だと堅い印象になり、読者に読みづらさを与えるからです。
漢字・ひらがな・カタカナのバランスがとれた文章は、読者によけいなストレスをあたえず、読みやすく理解しやすいというメリットがあります。
最適な「漢字:ひらがな:カタカナ」の割合は「2:7:1」とされています。
この黄金比率を守った文章にすることで、読者の満足度を最大限に引き上げることができ、離脱を防ぐことができます。
例
×:何時も御覧頂き、有難う御座います。
〇:いつもご覧いただき、ありがとうございます。
漢字は、ほどほどにした方がスッキリするね!
「漢字(2):ひらがな(7):カタカナ(1)」この比率を意識して文章を書くようにしましょう。
「ひらがなにすべきか、漢字にすべきか」は改定常用漢字表(H22)で調べることをおすすめします。
語尾に同じ口調を続けない
ブログにおいては同じ語尾を3回以上続けるのはNGとされています。
実際に同じ語尾が続いている文章を見てみよう!
先日、東京タワーに登りました。
そこから眺める景色はとてもキレイでした。
また登りたいと思いました。
なんか、子どもっぽい文章だね。
うん、同じ語尾が3回以上続くと、リズムが悪くて稚拙な文章に見えちゃうんだ。
- 〜です・〜ます
- 〜ません
- 〜しょう
- 〜でした・〜ました
- 〜ね
- 〜ください
- 〜ですか・〜ますか
語尾のレパートリーを増やして、リズムな文章を書くようにしましょう。
文字を装飾しすぎない
ついつい文字を装飾しすぎてしまう癖はありませんか?
おそらく自分ではなかなか気付きづらいのですが、他人の書いた文章だとよくわかります。
例
私はスポーツが好きです。幼いころからテニス・剣道・バスケットボールと幅広くしてきました。高校頃にはクラブ活動で所属している野球部で甲子園に出場することができました。今は趣味でテニスのコーチを毎週土曜日にしています。
筆者にとってはどれも重要で、どれも伝えたい内容なのでしょう。しかし、読者からすると何が一番大事な内容なのかがわかりません。
装飾はブログを始める段階で、一定のルールを決めましょう。
このゼロイチブログでもルールを決めて装飾しているよー!
- 強調→黒太字
- 特に強調したい場合→黄色マーカー+黒太字
- 警告・ネガティブ→赤太字
- テキストリンク→青字+下線
まとめ:難しい表現は避けて読みやすい文章を心がけよう!
今回はブログにおける「読みづらい文章・読みやすい文章」について解説しました。
読みづらい文章は無意識に難しい表現を使っています。
難しい表現を使ってしまうと、読者に読まれないよ!
そこで、自ら意識的に読みやすい文章を書きましょう。読みやすい文章の書き方をまとめると以下になります。
- 箇条書きを使う。
- 適度に画像を入れる。
- 一文を簡潔に短く書く。
- 結論から書く(PREP法を使う)。
- 語尾を「です・ます」調で統一する。
- 見出しだけで内容がわかるようにする。
- 抽象的な言葉を使わない。
- 専門用語を使わない。
- 漢字を連続させない。
- 語尾に同じ口調を続けない。
- 文字を装飾しすぎない。
これらを気をつけるだけで、一気に読者満足度の高い文章が書けるようになるよ!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。