SEO対策のメリットとデメリット！SEO対策の記事の書き方

この記事ではSEO対策とは何か？ブログの初心者が知っておいた方がよいSEO対策と記事の書き方について解説していきます。

SEO対策はなぜ必要なのか？

SEOとはsearch engine optimizationの略で、直訳すると「検索エンジン最適化」。わかりやすく言うと、SEO対策は「検索エンジンで上位表示するための方法」です。

ブログで収益化を狙うためにはSEO対策が必要です。なぜならば、SEO対策なしでは、ブログの訪問者は増えないからです。調べたいことがあったとき、グーグルやヤフーなどの検索サイトを使いませんか？

例えば、大阪でおいしいたこ焼きが食べたかったら「大阪　たこやき　おすすめ」などのキーワードを入力して検索します。あなたは、検索サイトで上位表示された記事から選びます。つまり自分の記事が上位表示することができれば、自分のブログへのアクセスを増やせます。アクセスが増えれば収益化につながるため、SEO対策は必要です。

SEO対策の基本的知識

SEOとは検索エンジンで上位表示する方法です。検索エンジンとは何か？「検索エンジン＝グーグル」だと思って良いです。

検索エンジンはグーグル以外にも、Yahoo!（ヤフー）など他にも種類があります。日本人はグーグルとヤフーを使っている人が全体の9割と言われています。またヤフーはグーグルと同じ仕組みの検索エンジンをつかっています。

検索エンジンの視点

SEO対策は、グーグルで上位表示する方法です。グーグルで上位表示するためにはどうしたらよいのか？その答えは、グーグルの立場に立って考えると理解できます。

グーグルもひとつの企業です。ユーザーにとって良いものを提供し、収益を出しつづけなければ企業として成り立ちません。上位表示される記事は、グーグルが「良いコンテンツ（記事）」と判断した記事であり、私たちも上位表示された記事を見ています。私たちがグーグルを利用し続けているのは、グーグルの検索エンジンが、ユーザーのためになる良いコンテンツを提供しつづけているからです。

SEO対策の考え方：良いコンテンツとは何か？

SEO対策はグーグルに「この記事は良いコンテンツ（記事）です」と認識してもらうことが大切です。では良いコンテンツとは何でしょうか？SEO対策で良質な記事とは、読者にとって有益な記事、つまり読者に役立つ記事です。読者に有益でない記事は、SEO対策がとれず、読者には届きません。良いコンテンツとは、読者に役立つ記事であり、SEO対策とは読者ファーストの記事のことです。

SEO対策には対人間と対グーグルの2種類がある

上位表示するための対策は「対人間」と「対グーグル」の2種類があります。なぜならば、上位表示させているのはグーグルのSEOですが、記事が有益と感じて行動しているのは人間だからです。グーグルSEOが「この記事は良質な記事だから、表示を1位にしよう」とは判断できません。

対グーグルSEO対策には、はっきりとした答えはありません。理由はグーグルが明確な条件を提示していないからです。しかし、良い記事であると評価されやすい状況を考えることはできます。

例えば、良い記事は、最期まで読まれている、記事の滞在時間が長い、被リンクやシェアが多いなどで評価することができます。特に被リンクを張られるブログは、紹介したくなるくらい良いブログとして評価があがるのです。グーグルSEOは良質な記事の状況をロボットに学習させることによって、記事がユーザーに有益かを評価しています。

対人間のSEO対策は、読者が「この記事は良いな」と思ってもらうための対策です。グーグルはユーザーに役立つものを上位表示したいと考えています。SEO対策だけを考えて、グーグルに良い記事であると、認識させることも可能です。しかしブログを読むのは人間なので、読者の気持ちを考えて、自分のブログを良いコンテンツにすることもSEO対策です。

SEO対策のメリット

SEO対策で、効果的にブログへのアクセスを増やすことができます。なぜならば、SEO対策で検索上位に、自分の記事を載せることができるからです。SEO対策のメリット3点について解説していきます。

• 検索流入が増えて効果的に集客できる
• 自分のすすめるサービス・商品を利用してもらえる
• 信頼が得られる

検索流入が増え効率的に集客できる

SEO対策をすると、検索流入が増えて効果的に集客することができます。SEO対策なしでは、ブログのアクセス数は増えません。つまりお店にお客が来ない状況です。SEO対策で検索上位表示され、読者がクリックすると、訪問アクセス数に繋がり、効率的に集客ができます。

自分のすすめるサービス・商品を利用してもらえる

SEO対策をすると、自分のすすめるサービス・商品を利用してもらうことができます。自分がすすめる商品を見てもらうためには、まずはブログへの訪問が必須です。SEO対策をしていなければ、あなたのブログにはユーザーはたどりつきません。自分のすすめる商品を読者に利用してもらい、収益をあげたいのであればSEO対策で自身のブログへのアクセスを増やし、商品を利用してもらうチャンスをつかみましょう。

信頼が得られる

SEO対策で検索上位表示されることは、SEOでの評価が高いことです。つまり多くのユーザーに価値があると評価される、信頼できるブログになります。SEO対策で上位表示されることは、信頼の可視化でもあり、自身のブログのアクセス、収益にも影響がでますよね。SEO対策で信頼が得られると、収益にもつながることがメリットです。

SEO対策のデメリット

デメリットはSEO対策にかける時間や労力に対して、うまくいく保障もなく、失敗するリスクがあることです。たとえデメリットがあったとしても、SEO対策は自分のブログへのアクセス数を増やし、収益をあげるための必要な対策でもあります。SEO対策のデメリットを理解し、地道に継続していくことが必要です。以下３つのデメリットです。

• SEO対策の効果を発揮するまでの時間がかかる
• SEO対策の労力がかかる（時間がかかる）
• 失敗することがある

SEO対策の効果を発揮するまでに時間がかかる

SEO対策は、その効果を発揮するまでに時間がかかることです。SNSなどは瞬発的に効果を発揮することがありますが、ブログのSEO対策は、効果が発揮されるまでに３～6カ月はかかります。なかなか結果が出ないため、ブログへのモチベーションを維持することが難しいです。効果を発揮するまでに時間がかかることを認識し、地道な作業を継続していくことが必要です。

SEO対策の労力がかかる（時間がかかる）

SEO対策には労力がかかります。SEO対策のために、競合サイトを調査したり、上位表示が狙えるキーワードを探すことにも労力が必要です。アクセス数を増やし、ブログへの読者の流入を増やす対策であることはわかっていても、労力・時間がかかるわりに、結果がなかなか出ない。また収益にもつながらないことがあるので、途中でブログを辞めてしまう要因にもなるかもしれません。

失敗することがある

SEO対策を行っても、効果が出ないことがあります。時間をかけて取り組んだSEO対策。効果が出ないと今までの苦労はなんだったのかと思ってしまうことがあるかもしれません。ブログ運営は、失敗の繰り返しでもあります。

今、収益を出している方も、そこに至るまでに、何度も失敗を繰り返し、継続している経緯があります。それでも、SEO対策はブログで収益をあげるためには必要な対策です。結果が出ない、失敗があったとしても、ブログ運営、集客に対しての経験は積みあがっていきます。SEO対策を行っても失敗することがある。しかし、経験は積みあがっているので、何度も挑戦することが対策です。

SEO対策の記事の書き方

ブログのアクセス数を増やし、収益化を狙うならSEO対策が必要です。SEO対策の記事の書き方を５つ紹介していきます。

• 上位表示を狙いたいキーワードを選定する
• タイトルにキーワードを入れる
• 読者ファーストの記事を書く
• 被リンクを意識する
• 3∼6カ月経過を見てSEO対策効果を確認する

順番に解説していきます。

上位表示を狙いたいキーワードを選定する

SEO対策とは検索時に上位表示させることです。上位表示を狙うためにはキーワード選定が必要です。キーワード選定には対人間のキーワードと対グーグルの考え方があります。

対人間のキーワードの考え方は、自分の書いた記事は「どんなキーワードで検索した人に喜ばれそうか」または「どんなワードで検索した人が、自分のサイトに来てほしいか」で考えます。自分のサイトに来てほしい人が、どんなキーワードで検索してくるかを考えてキーワードを選定します。

自分が「これだ」と思ったキーワードも、そもそも検索されていなければSEO対策にはなりません。そこでキーワードプランナーやラッコキーワードなどの関連キーワードツールを利用します。ツールを使うと、一緒に検索されているキーワードや、どれだけ検索されているかなどの情報を得ることができます。

またグーグルのサジェスト機能（１つのキーワードから、一緒に検索されているキーワードが表示される機能）を利用しても関連するキーワードを知ることができます。

タイトルにキーワードを入れる

キーワードを選定したら、タイトルにキーワードを入れます。なぜならば、グーグルにキーワードを認識してもらうためです。

見出しにキーワードを入れていきます。なぜならグーグルに関連したキーワードも認識してもらうためです。キーワードが複数ある場合は、タイトルに入りきらないキーワードもあります。見出しには、同じ目的であれば関連するキーワードを付けていきます。タイトルと見出しにキーワードを入れることで、よりグーグルにキーワードを認識してもらいやすくなります。つまり、SEOに強いタイトルになります。

読者ファーストの記事を書く

グーグルはユーザーがグーグルの検索を利用することで、役に立ったと思ってもらいたい意図があります。読者が記事の内容に満足しなければ、読者は離脱ししてしまいます。つまりSEOの効果は得られなくなります。

被リンクの効果を利用する

上位表示させるためには、読者にとって役立つ良いコンテンツであること、もう一つは被リンクです。被リンクとは、自分のブログにリンクを貼られることを言います。この被リンクはSEO対策で最も重要な対策と言われています。なぜならば、リンクを貼られるブログは、人に紹介したくなるほど良いブログであると、SEOの効果が高いと言われています。

まずは、リンクを貼りたくなるような役立つ記事を書くことです。良質な記事は、相手も「この記事にリンクを貼ってほしい」と思われますよね。良い記事を書くこと、被リンクに協力してもらえるアクションを起こすことが大事です。

3∼6カ月経過を見てSEO対策効果を確認する

SEO対策で記事を書いたあと、対策の効果が発揮されるまでに3か月～6カ月程度かかります。記事をあげたあとは、3か月後から6か月後の間にSEO対策の効果を確認しましょう。なぜならば、SEO対策がとれているか、確認しないとわからないからです。

またグーグルのアップデートもあります。アップデートとは、グーグルの検索エンジンの仕組みを変更することです。初心者の方は、その変更で検索上位が取れることもあるかもしれません。しかし、一度上位表示されたあとにも確認しなければ、検索順位は「下がってしまっていることもあります。つまり、SEO対策は記事を書く時だけでなく、効果を確認するメンテナンスも大切です。

まとめ：自分の記事を読者に届けるためにはSEO対策が重要である

SEO対策はブログのアクセス数を増やしたい、収益につなげたい方には、自身のブログへの流入に関わる重要な対策です。しかし、効果がなかなか得られなかったり、対策をとっても十分効果が発揮できない、かけた労力と時間の割に結果に繋がりにくいなどのデメリットも強く感じることがあるかもしれません。

それでも、読者に良いコンテンツを届け、読者の役に立ち、それが自身の収益につなげるためにはSEO対策は重要です。